出力は標準 MIDI ファイルです。中身はノート番号と位置と長さだけで、音声は入っていません。DAW で開けば、そのトラックに割り当てた音源で鳴ります。それこそが狙いで、同じフレーズがピアノにもシンセリードにもストリングスにもなります。
短いフレーズのための AI MIDI 生成ツール
キーとテンポ、パートを指定すると短い MIDI フレーズが返ってきます。メロディ、コード、ベース、アルペジオから選べ、DAW にそのまま読み込めます。
キー、テンポ、作りたいパートを決めて生成します。返ってくるのは短い MIDI フレーズで、ダウンロードしてどのエディタでも開けます。入っているのは音符とタイミングであって、音声ではありません。
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手に入るもの、入らないもの
裏を返せば、それ単体では何の音もしません。動画にそのまま載せられる完成したループを期待していたのなら、MIDI は形式として違います。その用途にはこのサイトの音楽生成ツールのほうが合います。
フレーズの長さは四小節、八小節、十六小節で、拍子は四分の四です。これは意図した制限です。ここで作るのはループさせ、移調し、手を入れるための部品であって、構成の出来上がった曲ではありません。言語モデルに曲全体の構成を頼むと、短いフレーズを頼んだときよりもずっとまとまりの悪いものが返ってきます。
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パートの選び方
メロディは基本的に同時に一音で、歌ったり単音で弾いたりする線が出ます。コードは複数の音を重ねるので、他の何かの下に敷く和声の土台が欲しいときに使います。ベースは低い音域にとどまり、強拍で長めの音を置く傾向になります。アルペジオは和音を一定の細かさに割るもので、四つのなかで最も動きがあり、音数の少ないメロディの下に流れを作るのに向きます。
実用的な使い方は、全部をまとめて頼むのではなく、一つずつ作ることです。まずコードを生成してどこへ向かうか聴き、同じキーとテンポでメロディを生成して、上に乗るかどうかを見ます。二回に分けて頼めば、別々に動かして編集できる二つのトラックになります。一度にまとめて頼むと、手で分けなければならない一つのトラックになります。
特定のボイシングや形が欲しいときは、補足指示の欄に書いてください。五度から始める、三拍目を空ける、といった具体的な指定のほうが、ジャンルを切り替えるよりも確実に結果を動かします。
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結果に何を期待するか
音符を生成する言語モデルは、キーを外さないことと、それらしいリズムを作ることは得意で、長い範囲の構成は苦手です。四小節か八小節の内側なら、たいていそれで足ります。十六小節にすると、展開するのではなく漂うものが返ってくる頻度が上がります。短く始めたほうがよい最大の理由がこれです。
手を入れる前提で使ってください。よくある修正は二つで、座りの悪い音を一つ二つずらすことと、きれいにループするよう最後の音を詰めることです。どちらもピアノロール上では数秒の作業で、生成が失敗したという話ではありません。
設定が同じでも試すたびに結果は変わります。これは欠点ではなく利点です。三回生成していちばん良いものを採るほうが、欲しいものを言葉で正確に言い表そうとするより速く済みます。
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音符の扱い方
音符の指定は秒ではなく拍で受け取っています。テンポを掛ける計算そのものをモデルにやらせると、タイミングを確実に間違えるからです。秒への換算は後段、MIDI ファイルを書き出すときに行います。
モデルの出力はそのまま信じるのではなく検査します。MIDI の音域を外れた高さは捨てずに範囲内へ丸め、最終小節より後ろから始まる音は落とし、終端をはみ出す音はそこで切ります。長さの値が壊れている場合は、モデルが置こうとしたのが明らかな音を失うより、一拍に倒します。短すぎて聞こえない音はピアノロールを散らかすだけなので取り除きます。
指定したテンポはファイルのヘッダに書き込まれるので、読み込んだときに小節線が合います。音符そのものはこの値に依存していません。あとからプロジェクトのテンポを変えれば、期待どおりフレーズが伸び縮みします。
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生成した MIDI の使われ方
いちばん多いのは、白紙を破るためです。いま作業しているキーで何かフレーズが出てくれば、それに反応する形で進められます。ゼロから始めるより、反応するほうがたいてい楽です。多くの人は断片だけ残して、あとは書き直します。
自分の楽器の外にあるパートを作るのにも使われます。鍵盤のボイシングで考える習慣のないギタリストがコードの土台を用意する、コードは楽に書けるがベースで詰まる人が一本生成してから簡略化する、といった具合です。
理論を学んでいる人は、答え合わせの例題として使います。あるキーで進行を生成し、どの度数を使っているかを見て、自分の予想と突き合わせる。出力が音声ではなく音符なので、耳で採る手間なしに答えがそのまま見えます。
手元にあるのがプロンプトではなく音声なら、このサイトの音声から MIDI への変換ツールが既存の録音を採譜します。パートの形がすでに決まっているときは、そちらのほうが近道です。
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よくある質問
ファイルに音声は入っていますか。
入っていません。MIDI ファイルが持つのは音符とタイミングだけです。DAW でそのトラックに割り当てた音源で鳴るので、同じフレーズがピアノにもシンセにもなります。
なぜログインが必要なのですか。
生成のたびに、こちら側でモデルへのリクエストを一回消費するためです。アカウントを求めることで、匿名のまま大量に使われるのを防いでいます。
同じ設定でも毎回ちがう結果になるのはなぜですか。
生成は決定的ではないからです。ここではそれが役に立ちます。三回走らせていちばん良いものを採るほうが、欲しいものを正確に言葉にしようとするより速いのが普通です。
曲を丸ごと生成できますか。
できませんし、それは意図した設計です。まとまりが保てるのは四小節から十六小節までです。それより長く頼むと展開せずに漂うので、パート単位で生成して構成はご自分で組んでください。
ドラムは出せますか。
まだ出せません。MIDI の打楽器は音高ではなくドラムマップに依存していて、旋律系のパートとは別の扱いが要るためです。
補足指示の欄は何に効きますか。
リクエストの末尾に足されます。具体的な音楽の指示がいちばん効きます。開始音程、避けたいリズム、音域といったものです。漠然とした形容詞は、すでにあるジャンルとムードの選択ほどには結果を動かしません。
テンポはいくつにすべきですか。
いま作っているプロジェクトの値にしてください。この値はファイルのヘッダに書かれるので読み込み時に小節線が合います。音符自体は拍で配置されているため、あとからテンポを変えてもフレーズは正しく伸び縮みします。